進学塾でも、個別指導クラスでも
できなかった指導法。
人に懸命に伝えようとした内容は、その後、決して忘れない。これを学習法に置き換えたのがYEAH式アクティブ・ラーニング(アサーティブ*)です。
進学塾のグループ授業は先生のプレゼンテーション、YEAHが大切にするのは生徒のプレゼンテーションです。論理的に伝えて納得させる力、です。誰でもこれまでの人生で多かれ少なかれ、何らかのプレゼンテーションをした経験をお持ちではないでしょうか。たとえば自己紹介も立派なプレゼンテーションです。そのとき、どういうロジックで話の流れを作ろうか?内容は魅力的か?納得感があるか?驚きはあるか?とオーディエンスの反応を想像しながら集中して設計しなかったでしょうか。これがYEAH式の学習法です。この自分の考えをまとめようとする瞬間力を、算数を学ぶ過程に組み込むのです。自分が理解したことを、人に伝える形に整理するという過程の中で「あやふやな理解」は、すべて洗い出されます。その問題のポイントは何か、何をクリアすれば理解したと言えるのかを瞬時に判断します。
そして直近のイメージは、お父さんやお母さんに指導ができるようになること。え、算数を勉強するのは私じゃないわ!とおっしゃらずに楽しんでください。チューターと学んだことを、お子さまが自分の言葉で説明する姿に感動、です。このトレーニング方法は問題を詰め込み式で解きまくってテクニックを覚えるのにくらべると少しペースは遅くなるかもしれません。しかし、将来にわたって身につくパワーははかりしれません。受験が終わったら薄まっていく記憶よりも、礎になる能力を開発しながら算数脳を根本から開発するアプローチは、人生にははるかに効いてきます。
長年わたって大手進学塾で教鞭をとりながら、業界の視野の狭さという壁と葛藤し、一度は教育の世界から外に飛び出しました。受験という卑近なゴールでなく社会で生きる力を育成する指導をしたい。その後、複数の外資系出版社を経て、国際社会で生きていく日本人の発信力の育成が必要であることをこの目で見、実感してきました。今、YEAH MATH!という機会を得て、その思いを実現に尽力していきます。YEAHのトレーニングを重ねたチューターとともにぜひ、一緒に夢を持って勉強しましょう!
*アサーティブとは、直訳すると自己主張するという意味ですが自分の意見を無理に押し通すのではなく、相手の意見も尊重しながら、率直に対等に思っていることを話す姿勢のことです。アクティブより一歩進んだ考え方。アサーティブになることで、状況をより客観的に見られるようになり、自尊心や自信が芽生え、はっきりと効率の良いコミュニケーションができるようになります。