YEAHからのメッセージ①

論理的思考はクリエーティブの宝庫

YEAH 大野奈津子

クラシック音楽のプロになりたくて、受験では音大志望だった自分が、不合格→親の援助ストップ→宅浪→まともな?受験に向かい、英・数・国が二次試験の科目だった国立の文系にすべりこめたのは小さい頃から算数が好きだったおかげでした。×と+の違いがわからない頃から自作の問題を解いて遊んでいました。高校時代は楽器がメインの毎日でしたが数学だけは自分で面白そうな参考書、問題集を選んで趣味のように勉強していました。近所の中学生や従妹に教えるのが楽しかった。塾や予備校には通いませんでしたが、わからない問題を理系の優秀な友達に聞き、その説明が鮮やかで目から鱗だった瞬間の感動は今でも忘れません。


中学受験の算数はおもしろい。学校準拠の算数とはまったく異なる理解力を求められるので、特別な教育が必要です。これが実は、本質を学ぶ算数。思考力、理解力を育てる算数。ただし受験を目的にすると「いいとこ」に入れば安心、という20年前は許されていた成長をしがちです。早いうちから文系、理系の線引きをするのも日本だけ。ユニークな発想をする力、ダイナミックに切り開いていく力を育てずに、枠にはまった大人になってしまいます。シリコンバレーは理系の集まりではなく、アイデアとビジネスが集まる場所。アメリカのダイナミズムが作った文化、産業。悔しいけど今の日本からは生まれにくい。実際、世界で存在感をもって活躍する日本人が少ないのははがゆい事実です。

The ranking of Math Literacy segment in PISA
PISA 2015
1 シンガポール
2 香港
3 マカオ
4 台湾
5 日本
6 北京、上海、江蘇、広東
7 韓国
8 スイス
9 エストニア
10 カナダ
・・・
35 アメリカ合衆国

しかし!日本の算数教育は、間違いなくレベルが高い !日本の算数・科学のランキング*は2001年は世界の第1位、ゆとり教育で10位まで落ちたものの、ゆとり後めきめき回復、2015年には前年から2位あがり5位。(アメリカは同年35位)
だから、必要なのは「計算ができる」だけじゃなくて、「算数脳」なわけです。論理的な思考力はクリエーティブの宝庫です。広告代理店勤務では長年企画をしていましたが、未知からアイデアを生み出し、論理的に組み上げ、ときに数千万~数億円のプランをクライアントに説得し、実際に作り上げ、世の中で実証する、という仕事はまさに算数脳がなくては成り立ちません。他人同士が集まったチームをまとめ、機能させていく人は、まちがいなく論理的「発信力」のある人。アイデア→整理→発信・説得→実現。算数脳はまさに人生で活躍するわけです


「おもしろい」算数の教材とステップ、そしてあるべき適切な指導があれば「算数脳」はおおいに鍛えることができます。世界でもの申す日本の子供たちの成長がみたい!そして長年進学塾での指導経験のあるパートナー創業者と志をともに、算数脳プログラムYEAH MATH!をオープンしました。今は算数苦手と思っている子も、得意でどんどん難問にトライしたい子も待ってます!YEAH MATH!で一緒に楽しく算数を勉強しましょう

Founder & CEO 大野奈津子
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