前芝 尚子

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想像力とヴァイタリティに溢れる言葉を身につける

こんにちは。英語担当の前芝尚子（まえしば なおこ）です。英語歴は４０年近く、言葉大好き人間です。子供たちの中にある想像力とヴァイタリティから溢れ出すような言葉を、共に培っていきたいと思っています。私は今は、英語で普通に生活や仕事をしていますが、実は２０歳まで全く英語が話せず、日本でラジオとテレビの講座を使って独学した経験があります。そんな苦労した体験や、職場ではネイティブの間、一人だけ日本人で様々なチャレンジをこなしてきた体験、英語を学んだことで、活動できる世界が何倍にも増え、自分を表現する幅が広がり、人生が豊かになった実感をもとに、将来実用的に使える、生きた言葉を指導します。自身の経歴は、日本の受験を経て、大学·大学院で日本文学を学んだ後、アメリカの大学院で、言語学と舞踊演劇を学びました。長年英語で、幼稚園から大学院生、社会人までの生徒さん達に言語や演劇、体と心の繋がりについて教えてきましたが、その中でいつも、考えるのは、「何を」「どう」表現すれば言いたいことが伝わるのかということです。言葉と言うのは、正しければ良いと言うものではなく、言葉の選び方一つでガラリとその人の印象が変わってしまったり、文法は合っていても、説得力にかける書き方や話し方になってしまったり、言葉の奥にその人が全く感じられず、表面だけの表現になってしまうこともよくあります。将来、言語を駆使して、実際の生活に役に立てていこうと思ったら、文法や語彙の正確さ、文章の構築のクリエイティビティだけでなく、声の出し方や姿勢も重要になってきます。心、体、言葉が一致する時、初めて言葉は本来の力を発揮して、人の心を動かすんです。子供たち一人一人の中には、とてつもない未知の可能性が潜んでいます。何が飛び出してくるかわからない。そんな彼らと一緒に自分も成長していけるのを、とても楽しみにしています。

略歴

• 関西学院大学日本文学科修士号取得、在学中南メソジスト大学交換留学
• ハワイ大学演劇舞踊学部アジア演劇科演出専攻、修士号取得。同大学大学院博士課程東亜言語学科コース終了
• メリーランド州タウソン大学舞台芸術部教授、同大学名誉教授　
• 週刊ニューヨーク生活コラム